2012年09月11日 わたぼうし
今月は訪問看護ステーションわたぼうし居宅のハッピーな旅立ちをブログで紹介させて頂きたいと思います。今年の5月に食堂で食事をしている時にスタッフから、結婚することになりましたと突然の報告を受けました。とてもびっくりしましたが、「良かったね、おめでとう。」と第一声お祝いの言葉を言いながらとてもほのぼのとした気持ちで、出会いの話、結婚に至るまでの話しを聞きました。
一番若い彼女が唯一の独身で、ケアマネ経験は今年4年目を迎えようという時期でした。ケアマネージャーとは、ケアマネージャーの資格取得後研修を受け、それからあとは実践形式で自分自身勉強し、色々なケースを担当することで経験をつんでいく部分が多くある職種です。
介護職だった彼女もこの3年間は受け持つ方一人一人が初めてのケースでした。沢山の人と出会い、困難な事例にも一生懸命取り組みました。「本当は何回も辞めたいと思ったことが何度もありました」と彼女・・・その人らしい在宅生活を考えるって難しい、本当によく頑張りました。
人生の出会いはどんなふうに巡って来るか分からないものです。彼女と一緒に仕事をすることで色んな経験をさせてもらい、一緒にいろんな方法を考える機会をもらいました。彼女と一緒に仕事が出来た事は幸せでした。まるで妹が結婚して家を出ていくようなとても寂しい気持ちにもなりましたが、素敵なパートナーを見つけて旅立っていくことは本当にうれしい出来事となりました。
わたぼうしの食堂でささやかなお別れ会を開きました。スタッフに沢山のお祝いの言葉をもらいとても幸せそうで、ウエデイングドレスは着ていませんでしたが横顔は素敵な花嫁さんでした。
ケアマネージャー 浮田加奈子